こんにちは!
今回は「もしも前十字靱帯(ACL)損傷が起きてしまった場合はどうする!?」をテーマにお届けします(^^)/
ACL損傷は、膝関節を内側に捻ることで発生しやすい怪我ですが、特にスポーツ活動中の発生率が高いことで知られており、多くのスポーツ選手も悩ませる怪我の代表格に挙げられます。
今回はそんな怪我が、ご自身や身近なところで発生した場合の応急処置をご紹介したいと思います。
適切な処置が受傷後の回復に影響してくる可能性がありますので、実際にスポーツされている方やお仕事で体を動かす機会が多い方には是非覚えて頂きたい内容です!
その応急処置方法は「RICE処置」といいます。
もしかすると、一度は耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
RICE処置のRICEは4つの処置方法の頭文字をとったものです。
具体的には、
R:Rest「安静」・・・怪我した部位を安静にする
I:Ice「冷やす」・・・怪我した部分をアイスパック等で冷やす
C:Compression「圧迫」・・・弾性包帯やタオルなどで圧迫する
E:Elevation「挙上」・・・怪我した足を高く挙げる
このRICE処置は、ACL損傷以外にも足首の捻挫など様々な受傷時に対応できます。
なお、応急処置後に医療機関への受診が必要だと判断された場合、レントゲンのみでの診断は難しい場合もあるためMRI設備のある医療機関へ早めの受診をお勧めします。
急な怪我に遭遇した場合、適切な処置を行うことが回復の近道につながります。
怪我をしないことが一番ですが、もしご自身の身の回りで起こった場合は是非実践してみてください。
ACLチーム一同
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