こんにちは!今日は腰チームが担当します^^
腰チームからお届けする第3回目の内容は「腰椎椎間板ヘルニア」です。
よく耳にされる病名かと思いますが、具体的にどういった症状かご存知でしょうか。
椎間板ヘルニアは骨の間のクッション材である「椎間板」の一部が変形して飛び出す病態を指します。
ただし、画像診断でヘルニアが確認されたとしても、それがすぐ症状に結びつくとは限らないことが知られており、変性した椎間板が神経と接触する事で様々な炎症がおき、症状が出現すると言われています。
よって、実は長い間無症状のまま、ヘルニア塊が自然消滅、あるいは縮小するケースも少なくないと言われています。
急に痛みが出ることがヘルニアの典型的なタイプですが、徐々に痛みが強くなるタイプもあります。
主な症状としては、腰痛、脚の痛み、脚の痺れといったものが挙げられ、痛みと痺れの両方が見られる事もあります。
脚の症状に関しては、片脚だけの場合と両脚にも出る場合があります。
脚の痛みや痺れは、お尻から太ももの後ろ側・ふくらはぎ・かかと・足先へと伸びている座骨神経に沿って起こる坐骨神経痛が多いですが、脚の付け根の鼠径部痛や大腿神経痛も見られます。
痛みは前かがみになったり、椅子に腰かけたりすると強くなります。
症状が進行すると、足の筋肉が低下して力が入らない、足首に力が入らずかかとやつま先が上げにくい、等の身体の障害が現れることもあります。
前回の記事でもお話しましたが腰痛のほとんどは、日常生活における何気ない姿勢や動作によって引き起こされることが殆どです。 → 日常に潜む腰痛の原因とは?!
腰への負担を日頃から減らすように工夫することは、結果的に椎間板ヘルニア発症を防ぐことにつながります。
また、すでに椎間板ヘルニアを経験された方の再発防止にもなります。
椎間板ヘルニアの予防・再発防止には、ストレッチをしたり、体重の増加に気をつけたり、筋力を強化するなど、が挙げられますが、一人ひとりの状態や、置かれている環境はそれぞれ違いますので、それぞれに合った予防をすることが重要です。
ロクトでは、その腰痛を引き起こしてしまう「姿勢」や「動作」に対して、理学療法士による個別の運動指導やトレーナーによる個々に応じたストレッチ等のトレーニングを行い、痛みを緩和させ日常生活を円滑に行えるように取り組んでいます。
少しでも腰に症状を感じる方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院へご相談ください^^
腰チーム 一同