こんにちは!
今日は、骨粗鬆症に負けない「つよい骨・転ばないカラダ」をつくる秘訣をお教えします^^
実は…
年齢を重ねるにつれて、転倒時に折れやすい骨の箇所が変わってきます。
●40~60歳代で多い骨折:手首の近くの骨折、太ももの付け根の骨折
●60~70歳代で多い骨折:腕の付け根の骨折
*骨折は70歳代以降、急激に増える傾向にあります
*手首の骨折は、比較的若い方に多い傾向にあります
骨折原因は人それぞれですが、
「軽い転倒で肩や太ももの付け根を骨折してしまった…」
「転倒時に手をついただけで手首を骨折してしまった…」
「重い荷物を持っただけで腰を骨折してしまった…」
こういった原因で骨折してしまった場合は、骨粗鬆症の可能性があります。
骨粗鬆症が進行し骨がもろくなり、骨折しやすくなっていると考えられるからです。
太ももの骨の骨折(大腿骨)について
特に大腿骨近位部骨折は、体を支えることができなくなり介護が必要になる原因の1つとなるため注意が必要です。
この骨折の85%は、転倒が原因となっているという報告があります。
歳を重ね、視力の低下とともに足腰の筋力も衰えてくると、どうしても転びやすくなってしまうのです。
背骨の骨折について
背骨の骨折は「背中や腰が丸くなる」「痛みが出る」など生活の質を低下させる要因となります。
背骨の骨折による痛みや息切れのために、行動が制限されて運動量が減ってしまうと、ますます骨密度が低下し、さらに運動不足により筋力も衰えるなど、体の機能低下を招いてしまいます。
骨粗鬆症の経過
骨粗鬆症に負けないためには?
運動してカラダを鍛える!
カラダの柔軟性を高める!
姿勢よく過ごす!
転倒しないこと! が大事です。
Q. 骨粗鬆症で運動が必要なの?
運動の目的は ①転倒・骨折を防ぐ ②骨を強くする ことです。
Q. 骨を強くするって…骨を鍛えることができるの?
実は、骨には骨に力(負荷)が加わったときにその力をキャッチする 「センサー」のような働きがあります。
骨が圧迫されると、その力に応じて骨は自分で自分を強くしようと働きます。
つまり、運動をすると骨を作る細胞が活発になるのです!
もっと詳しくお話すると、骨は外からの刺激で強くなります。
骨の中には、骨細管というたくさんの細い管があり、その中を液体が満たしています。
運動をして骨が圧迫されてたわむとこの液体が動き、その動きを感じとった骨細胞が、骨をつくる骨芽細胞を活動させる物質を放出します。
それにより、骨をつくる骨芽細胞が盛んに働き始め、骨量が増えて骨が強くなるのです。
簡単な運動を長く続けましょう!
骨は0.1%たわむだけでも液体が動いて骨芽細胞が活動を始めます。
高齢の方では、骨そのものが薄くなっており、少しの負荷をかけるだけでも効果があります。
激しい運動でなくても、軽い運動を続けることにはとても意味があるのです。
ロクト整形では、積極的に骨粗鬆症の予防に取り組んでいます。
検査についてのご質問や、気になる症状等がございましたら、お気軽にスタッフにお声かけください。
皆さん一緒に楽しめるグループリハビリ(体操教室)も行っていますので、是非お気軽にご体験ください^^
骨粗鬆症のページはこちら https://rokuto.com/care/osteoporosis/
グループリハビリ記事はこちら https://rokuto.com/news/1639/
骨粗鬆症チーム