明けましておめでとうございます！
皆様はどのようなお正月を迎えられましたでしょうか。
当院は１月４日から通常通りの診療を行っております。
本年も皆様の健康維持の一助になれるよう社員一同尽力して参ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、年明けの第1弾は、女性アスリートチームの活動についてご紹介します。
みなさま「女性アスリートの三主徴（FAT:Female Athlete Triad）」という言葉を聞いたことがありますでしょうか？
これは女性アスリートが陥りやすい３つの障害 ①利用可能なエネルギーの不足 ②無月経 ③疲労骨折と定義されています。
近年、女性アスリートの活躍が増加する一方で、成長期に無理をしすぎてしまう選手が増えています。
トレーニングの量や質が高まったにもかかわらず、バランスの良い食事や、トレーニング量に見合った食事や休息をとらずに生活を続けていると、エネルギー不足に陥ってしまいます。
エネルギー不足の状態が続くと、女性は月経不順や無月経を引き起こすだけでなく、疲労骨折や靭帯の損傷、怪我の治りが悪いなどパフォーマンスへの影響を与える可能性もあります。
当院の女性アスリートチームでは、そういった女性アスリート特有の障害予防や啓発活動を中心に行っています。
チームメンバーは、医師、看護師、放射線技師、理学療法士、日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーで構成されており、具体的な活動としては、疲労骨折の治療プロトコルを作成し再発予防に努めたり、院外においては「女性アスリートの三主徴」について、多くのみなさんに知ってもらえるよう啓発・予防のための講演会活動を積極的におこなっています！
今後、女性アスリートチームからは、三主徴に関連する情報や院外活動の報告などをお知らせしていこうと思いますのでチェックしてみてくださいね。
女性アスリートチーム一同