こんにちは!
今回はチームの紹介を兼ねて、ACLチームからACLの機能と受傷機転についてお話ししようと思います!
ACLとは前十字靱帯といって膝の安定性を保つために必要なものです。ACLを受傷すると、痛み、腫れ、膝の不安定感、膝くずれ現象(膝が“ガクッ”となる現象)が起こります。痛みや腫れは1~2週間で消失し、日常生活にはあまり支障をきたさなくなります。
しかし、断裂した靭帯自体は治っていないため、放っておくと軟骨がすり減っていき、半月板損傷といった2次的障害や、将来的に変形性膝関節症(膝関節の著しい変形と痛み)の原因になります。
治療はこの膝の軟骨がすり減っていくのを、なるべくおさえる目的で行ないます。
では、どういった場面でACL損傷が多いのでしょうか?疑問に思う方が多いと思います。
ACLは受傷の多くが外反受傷で、膝が軽く曲がった状態で内側に入った状態が受傷しやすい姿勢です。
【 受傷しやすい姿勢 】
この姿勢になると、ACL(前十字靱帯)が伸ばされ切れやすい状態となるからです。
【 膝関節内の状態 】
例えば「外側から力が加わったとき」「方向転換時」「ストップ動作や着地の瞬間」などが多くの受傷起点となります。
私たちACLチームは月に1度、定期評価による経過観察から症例検討や、競技特性に応じたメニューの立案、勉強会などを行い、競技復帰に向けて患者様をサポートできるよう活動に取り組んでいます。
今後ACLチームからは、手術や術後の流れ、トレーニング、勉強会情報などをお知らせしていきたいと思います!
ACLチーム一同
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