骨粗鬆症チーム

骨粗鬆症のお薬について

万が一、骨粗鬆症と診断されてしまったら、薬剤による治療により骨密度の上昇、骨折予防効果が期待できます。
治療薬には様々な種類があり、患者さんの年齢や性別、骨折の有無や骨密度によって選定することとなりますが、現在おおまかにどのような治療薬があるのか、またそれぞれのメリットデメリットについてお話したいと思います!


 

※イラストはイメージです。

【骨吸収抑制剤】 

骨の分解を押さえることによって骨密度上昇を期待できますが、長期に渡って使用する場合には、特徴的な合併症のリスクがあります。

※イラストはイメージです。

【骨形成促進剤】

骨の生成を促進することで骨密度上昇を期待できます。デメリットとして骨形成促進剤は現在注射剤しかなく、自己注射を必要とすることがあります。

自己注射剤は、自宅で毎日注射を行う必要があり、内服などに比べると精神的なストレスはあると思いますが、長期的な合併症のリスクもなく有効な治療方法ですが、通常1年半から2年と、治療適応期間に制限があります。


 

主治医と相談しながら、治療を進めていきましょう!

骨粗鬆症の治療は長期に及びますが、何よりも継続することが大事です。きちんと主治医と相談しながら、定期的な血液検査、骨密度測定や、薬剤の選択を行っていきましょう。

当院では、薬物療法をはじめ、運動療法・栄養療法をあわせて受けられる治療体制を整え、骨粗鬆症治療をトータルサポートしております。骨粗鬆症に関する知識が豊富な専門スタッフ(骨粗鬆症マネージャー)が多数在籍しており、患者様からの治療に関するご不安・ご相談に対応いたしますので、気になることがありましたらぜひご相談下さい。

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