総合助手で働くヒトvol.1「職場の仲間は家族より長い時間をともにするから、やっぱり仕事は楽しくが一番」

総合助手 新垣さん

#ロクトで働くヒト #総合助手 #インタビュー

どんな仕事もちょっと踏み込んで覗いてみると、魅力的な部分がいっぱい転がっているはず。そんな今回は「総合助手で働くヒト」を取材させてもらった。患者さんの予約、受付、問診、会計など現場の調整役として円滑な診療をサポートする彼らだが、ときには患者さんの不安な心をほぐしたり、通院が少し楽しみになるきっかけになったり…、今回の取材を通して診療補助だけにとどまらないこの仕事の魅力が見えてきた。
さぁ、彼らの「シゴト」覗いてみない?


 


総合助手職・新垣さん

「新垣さんがいると現場が明るくなる」と言われるくらい、いつも元気な彼女は2002年ロクトに入職し現在21年目となる。


 

『人と接することが好きなので、人と関われる仕事がしたいと思った。』

ーまずはロクトに入社したきっかけを教えてください!

私は人と接することが好きで、10代は雑貨屋や居酒屋で働いたこともありました。ロクトに入社する前は動物病院で約8年間勤務していました。次の就職先を探そうとなったときに、”医療業界”だと長く続けられる仕事だと思ったこと、プラス医療に関する知識は自分の私生活でも役立つかもと思っていたところ、ちょうどロクトの募集を見つけ応募しました。

 


 

『患者さんからの「ありがとう」「助かったよ」という言葉が励みになっています。』


ーそこから20年ロクトで働いてこられたと思いますが、この仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

やはり患者さんから「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえたときは人の役に立てたのだなと、やりがいに感じます。また最近は嘉手納(ロクト整形J2)勤務がメインになっていたのですが、久しぶりに浦添(ロクト整形外科クリニック)に出勤した際に患者さんが「退職したと思ったさ~」「浦添にもきなさいよ~」と声をかけてくださって、私のことを覚えててくれたのがとても嬉しかったです。
他にもロクトバス通院の患者さんや、長く通院されている方とは診療の話だけでなく、「最近どうね~」といった感じで日常会話をすることもあります。そういった患者さんとの会話も一つの楽しみであり、励みになっています。


『医療現場での接遇(患者さんへの対応)は、ただ丁寧な言葉を使うだけではだめだと思っています。』


患者さんと接する際は病院の顔という意識を持って、目配り、気配り、心配りを心掛けているという新垣さん。

ーでは、患者さんと接する上で大切にしていることは何ですか?

患者さんの話は親身になって最後まで聞いてあげること、笑顔で接することは常に気をつけています。それと患者さんの痛みが分かるスタッフになりたい、と思っています。歩くのが辛そうな患者さんにはすぐ車いすをもっていってあげたり、そういった気配りも大事かなと思います。
また、医療現場での接遇はただ丁寧な言葉を使うだけではダメだと思っております。丁寧な言葉遣いをしていても、そこに感情がのっていなければ患者さんも冷たい対応に感じてしまうこともあると思うので。なので言葉遣いだけではなくて、伝え方や表情にも気をつけながら対応しています。


この日も予約外の患者さんが来院されたが、歩きづらそうな様子を見てすぐさま車いすをもっていっていた新垣さん。


誰よりもスタスタと待合室内を歩く姿も印象的でした。



『職場の仲間との時間は家族と過ごす時間より長いから、やっぱり楽しく仕事がしたいっていうのが一番の気持ちです。』


ー20年間勤務されている中で、自分自身の考えなどに何か変化はありましたか?

自分も含め、スタッフのモチベーションを下げないためにも、日々コミュニケーションをとり、仕事を楽しめるよう心掛けていく大切さに気付きました。やっぱり職場のスタッフとは家族よりも長い時間を過ごすから、楽しく仕事がしたいという気持ちが一番です。そのためには人間関係やコミュニケーションが一番大事ですね。
というのも、以前いた職場に合わない方がいて肌荒れするぐらいストレスを感じていた経験があります。だからこそ私はそういう雰囲気は絶対作りたくないなと思っており、できるだけ職場の雰囲気づくりには気をつけています。

ーたしかに新垣さんは周りのスタッフとも積極的にコミュニケーションをとっているなと感じました。また良い意味で先輩感がないというか、後輩スタッフとも同じ目線にたって気さくにお話されていましたね。

そうですね。仕事も年齢や立場関係なく、同じように平等にやるように心掛けています。「新人さんだからこれやって」とかじゃなくて。先輩だからといって仕事を選ぶのではなく、同じ業務をみんなと一緒にやる!!というのが私の理想です。

また逆に後輩からの言葉がアドバイスになったりと、気づかされることもいっぱいあるんです。特に今ロクトでも少しずつデジタル化が進んでいるのですが、若手の子の方がデジタル分野に順応するのが早かったりするので、教えてもらえてとても助かっています。私はなかなか操作に慣れなくて…(笑)スタッフ一人一人、みんな違う得意分野があるから、その得意なことをみんなで出し合いながら協力してやっています。

ー最後に、新垣さんの休日の過ごし方を教えてください!

休みの日は友人とランチに行ったり、ドライブに行ったりしてリフレッシュしています。
先日は宜野湾にある『麻婆食堂』に行き、中華そばをいただきました!ドライブは読谷村が大好きなので良く行っています。

『麻婆食堂福笑い』沖縄県宜野湾市大山2丁目29−21


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