ロクトの療法士のコトもっと知りたい!

ロクトの特徴
ロクト整形グループは、外来整形に特化したリハビリテーションをメインとした医療機関です。

対象疾患

リハビリの対象となる疾患は、関節疾患(保存・術後)、各種骨折、スポーツ障害・外傷、ハンド(手の外科)などが主です。
部位で言うと、頚部から足先まで様々な疾患の方がご来院されます。

患者層

患者層は、大きく二つに区分できます。

①中高年から高齢者の患者様
 変形性疾患でご来院される方が多く、膝OAや腰痛症、肩関節周囲炎などが多く見られます。
②若年者から中高年の患者様
 スポーツ疾患でご来院される方が多く、ACLや足関節捻挫、投球障害などが多く見られます。

リハビリテーションを支えている職種

当院のリハビリテーションを支えている主な職種は、医師・療法士・トレーナー・管理栄養士の4つです。
医師は、診断や手術を担当します。
医師からの、運動器リハの処方により、理学療法士・作業療法士による評価や治療が進められます。
また同じく、トレーナーによるトレーニング指導、管理栄養士による栄養指導も組み込まれます。
PTやOTのリハビリテーションのみで終わらないのが、当院の特徴の一つです。

リハビリ診療のスタイル
運動器リハビリテーションⅠの算定で、重症度に応じて1単位もしくは2単位の診療を提供しています。

患者さんひとりひとりに見合ったゴール設定

スポーツ関連で言えば、個人でレクレーションを楽しむ患者さんから全国大会レベルの選手の方までいらっしゃいます。
高齢の方ですと、車椅子でしか動けない患者さんから独歩でいらっしゃる患者さんまで多くの患者さんがご来院されます。
患者さん個人の状態から回復の目標まで幅広く対応する必要があり、おひとりおひとりに応じた介入が必要となります。

 

スポーツ疾患の場合…
ACL術後・足関節内反捻挫・肩関節唇損傷・野球肘  etc.
        ▼
目指すゴールはどのレベル?
レクで楽しめるぐらいのパフォーマンスレベル ?
それとも、全国大会で通用するパフォーマンスレベル?

高齢の患者さんの場合…
TKR・THR・腰部脊柱管狭窄症  etc.
      ▼
目指すゴールはどのレベル?
どの程度の日常生活レベル ?
車椅子?T-cane ?独歩?

イロイロなサポート体制
イロイロなサポート体制で患者さんやスタッフをサポートしています。

新人教育でビギナーサポート

1年間は、新人のための勉強会があります。
勉強会を通して、診療技術のスキルアップを図り少しずつ担当患者を増やしていきます。

班体制でメンバー同士サポート

療法士グループでは、班体制を採用しています。
患者さんが予約する際、担当療法士が不在であったり予約の空きが無い場合は、同じ班の他メンバーにて予約を取ります。
また、班ミーティングなどで情報を共有したり、後輩の指導に当たっています。
そうすることによって、患者さんの情報を共有しやすく、また後輩の指導に入りやすいというメリットが生まれます。

疾患別チームで患者さんをサポート

リハビリ診療の専門性を高める取り組みとして、ロクトでは下記ような8つの疾患別チームを編成しています。
チームの役割は、疾患別のリハビリ診療の方針を確立することです。
それにより、ロクトグループ全体で統一したリハビリ診療の提供を図っています。

例えば
ACLチームや足チームはスポーツ系疾患が多いため、スポーツ復帰を獲得するためのプロトコールを作成するといった活動でリハビリ診療方針の統一を進めていきます。

リハビリに関するパンフレット及び評価資料

スポーツ復帰を目指すための介入方法を検討

ROM・・・full

筋力・・・・ノーマル以上
疼痛・・・・消失

パフォーマンス向上

 

 

その他
TKRチームでは階段昇降など日常生活における動作の獲得はもちろん、グランドゴルフやハイキングなど、IADLや社会参加につながる活動の促進を図ります。

階段昇降・しゃがみ込みが出来る、
手術以前よりも活動の幅が広がる、ことを目標に!


社会参加・コミュニティー形成の支援

スポーツチームをサポート

現在、琉球コラソン(男子ハンドボールチーム)ラティーダ(女子ハンドボールチーム)へ、それぞれ理学療法士1~2名を派遣し、選手のトレーニング・日々のケア・傷害後のリハビリテーションまで、幅広く関わっています。
通院治療が必要な場合には、院内でのリハビリテーションを提供します。

主な院外活動:障害予防やケアに携わる(テーピング、トレーニング指導など)
主な院内活動:障害発生時に当施設で医師による診断・治療やリハビリ診療を提供する

その他
スポーツチームサポートの風景です。

現在は、コロナの影響で以前より活動頻度は減少していますが、プロスポーツ選手へのサポート以外にも、自分のプライベートの時間を利用し部活動のメディカルサポートを行い、個人のスキルを磨いている療法士は多くいます。

また、少年野球チームを招き、
投球障害予防教室も開催しています。

勉強会でスタッフの成長をサポート

疾患別のチームや、その他の各種勉強会が定期的に開催されています。
医師を講師とした勉強会や、県外から講師を招聘しての勉強会も行われます。


ACLチーム勉強会


ハンドチーム勉強会


肩チーム勉強会


県外講師を招いての院内研修